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平成26年の来日外国人犯罪は

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平成26年の来日外国人犯罪は
○ 刑法犯と特別法犯を合わせた総検挙件数は、前年と比較し僅かに減少、同人員は増加。検挙件数

・人員のピーク時の16年、17年と比べ大幅に減少したが、平成初期の2倍以上の水準

○ 刑法犯検挙人員は、ベトナムが前年に比べ大幅に増加、その他のほとんどの国では減少。検挙人員は中国が最多で全体の約3割を占める

○ 刑法犯検挙件数の約7割は窃盗で、手口別では侵入窃盗の約3割を中国、自動車盗の約4割をブラジル、万引きの約5割をベトナムが占める

○ 特別法犯検挙件数の約7割は入管法違反で、入管法違反検挙件数の半数を中国が占めるほか、ベトナムも増加している

○ 「留学」の在留資格を有する者の刑法犯検挙人員を国籍等別に見ると、過去5年で中国及び韓国が減少し、ベトナムが増加
などの特徴がある。

以下、来日外国人犯罪情勢について、その長期的・短期的推移のほか、犯罪インフラ事犯や来日外国人犯罪組織等の動向に関し、平成26年の事件検挙等を踏まえて概説する。

平成26年中の検挙状況の概要
(1) 総検挙状況
刑法犯と特別法犯の検挙を合わせた来日外国人犯罪の総検挙の推移を見ると、検挙件数は平成17年を、検挙人員は16年をピークにそれぞれ減少していたが、26年は25年と比較すると、総検挙件数は15,215件(前年比204件(1.3%)減少)と前年より僅かに減少し、同人員は10,689人(同805人(8.1%)増加)と前年より増加した。総検挙件数・人員は16年、17年のピーク時と比較すると、低い水準で横ばいを続けているが、来日外国人犯罪の検挙が顕著に増加し始める以前の平成2年と26年を比較すると、総検挙件数は約2.4倍、同人員は約2.2倍と高い水準にある。

 刑法犯の検挙件数は9,664件(前年比1,010件(9.5%)減少)、検挙人員は5,787人(同167人(3.0%)増加)と、検挙件数は大きく減少した一方で、検挙人員は増加した。特別法犯では、検挙件数は5,551件(同806件(17.0%)増加)、検挙人員は4,902人(同638人(15.0%)増加)と、いずれも前年より増加した。

検挙人員がピークとなった16年と比較すると、日本人等を含めた刑法犯検挙人員の総数の減少と連動するように来日外国人の刑法犯検挙人員も約3分の2に減少している。一方、在留外国人数は約1割程度減少しているにもかかわらず、日本人等も含めた刑法犯検挙人員の総数に占める来日外国人の割合には大きな変化がない。



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