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[転載]習主席ら親族、租税回避地利用か…パナマ文書

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習主席ら親族、租税回避地利用か…パナマ文書 2016年04月07日 23時57分

読売新聞 - ‎6 時間前‎
... 【北京=蒔田一彦、モスクワ=田村雄】各国首脳らによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態が、流出した「パナマ文書」で続々と明るみに出ている。 「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)の調べで、中国の 習近平 ( シージンピン ) 国家主席ら共産党最高指導部3人 ...




習主席ら親族、租税回避地利用か…パナマ文書

2016年04月07日 23時57分
 【北京=蒔田一彦、モスクワ=田村雄】各国首脳らによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態が、流出した「パナマ文書」で続々と明るみに出ている。
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 「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)の調べで、中国の 習近平シージンピン国家主席ら共産党最高指導部3人の親族が、租税回避地に設立した会社の株主や役員に名を連ねていたことが新たに分かった。中国政府は批判の高まりを警戒し、厳格な言論統制を敷いている。
 ICIJ(本部・米ワシントン)は60か国以上の記者や学者をメンバーとし、調査報道で連携する非営利組織。ICIJによると、習氏の義兄はカリブ海にある英領バージン諸島に設立された3社の株主や取締役として記載があった。会社の実態は不明だが、いずれも習氏が党総書記に就いた12年までに廃業か、休眠状態になったという。
 共産党の序列5位の 劉雲山リウユンシャン政治局常務委員の義理の娘や序列7位の 張高麗ジャンガオリー筆頭副首相の義理の息子も、同諸島にある会社の役員や株主となっていた。
 租税回避地の会社を利用すること自体は違法ではない。しかし、取引の匿名性が高いため、資産隠しやマネーロンダリング(資金洗浄)などに悪用されているとの批判が根強くある。「反腐敗」を掲げ、共産党内の汚職摘発運動を進めてきた習政権は、関連情報の封じ込めに躍起になっている。

パナマ文書

中国指導者親族の名も 「反腐敗」に傷、主催のG20にも影響か

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 【北京・河津啓介】中国の習近平・国家主席ら共産党政治局常務委員3人の親族の名前が、租税回避地(タックスヘイブン)に関する「パナマ文書」に記載されていることが、「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)の調べで分かった。英紙ガーディアンなどが報じた。習主席は今年9月に中国・杭州で開く主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、自ら進めてきた汚職撲滅キャンペーンの成果を国内外にアピールするとみられていた。だが、党最高指導層の親族らの不透明な資産管理が疑われ、難しいかじ取りを強いられそうだ。
     報道によると、共産党政治局常務委員の現役メンバー3人と経験者5人の親族が関与する会社がカリブ海の英領バージン諸島や南太平洋のサモアにあり、多額の資産隠しが疑われている。
     習主席の義兄(姉の夫)は同諸島に登記されている3社の株主であり、1社は2007年に解散、2社は習氏が党トップの総書記に就任した12年ごろから休眠状態となった。
     また、劉雲山・党政治局常務委員の義理の娘が同諸島の会社役員を務め、張高麗・副首相の義理の息子も3社の株主になっていた。ほかにも李鵬・元首相の娘で国有電力企業幹部である李小琳氏や故・毛沢東氏や曽慶紅・元国家副主席ら党政治局常務委員経験者の親族が関与する会社があった。
     中国外務省の陸慷・報道局長は7日の定例会見で「この問題について評論しない」と述べた。中国のインターネットで「パナマ文書」と検索しても「通達に基づいて、検索結果を削除した」と表示されている。
     内部文書は中米パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出。同事務所のホームページ(HP)によると、同事務所は香港や中国大陸の主要都市に拠点を置いている。香港版HPでは「1987年以来、中国の政府機関や法律事務所などと協力して中国企業の海外進出を支援してきた」と中国側とのパイプをアピール。AFP通信によると、同事務所が手がけた事業の3分の1が香港と中国の拠点を通じた業務だったという。
     中国では経済発展とともに権力を掌握する共産党幹部の腐敗が深刻化し、00年代から権力と財力をかさに着た幹部子弟の豪遊、横暴ぶりが庶民の反感を買うようになった。さらに、党幹部が親族を隠れみのに海外に膨大な財産を保有する例も相次いだ。12年に発足した習政権は、党内の基盤固めも狙って反腐敗の徹底を旗印に掲げ、周永康・元党政治局常務委員ら大物幹部を次々と摘発して世論の支持を得ていた。
     昨年9月にワシントンであった米中首脳会談では、中国が議長国となるG20首脳会議で、腐敗防止に向けて両国で協力することを確認していた。
     タックスヘイブンを巡っては、09年にロンドンであったG20首脳会議でも規制強化が首脳声明に盛り込まれるなど、近年、繰り返し議題になっていた。
     パナマ文書をきっかけにした国際スキャンダルに中国共産党最高指導層が巻き込まれたことで、習氏が国内外でアピールしてきた反腐敗運動に傷がつきかねない事態となり、晴れ舞台のはずだったG20で一転して苦しい立場に置かれかねない恐れが出てきた。

    【北京時事】タックスヘイブン(租税回避地)の利用者を暴露した「パナマ文書」を国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が調べたところ、中国の習近平国家主席のほか、最高指導部・共産党政治局常務委員2人の親族に関する記載があったことが分かった。欧米メディアが7日までに伝えた。
     習主席の義兄・※家貴(※登にオオザト)氏がタックスヘイブンとして有名なカリブ海のバージン諸島にある会社の取締役・株主だったことが既に判明。さらに、習氏を含む政治局常務委員7人のうち、党序列5位で宣伝・イデオロギーを統括する劉雲山氏の義理の娘・賈麗青氏が取締役・株主を務める会社が1社、序列7位の張高麗筆頭副首相の義理の息子・李聖溌氏が株主の会社3社がそれぞれバージン諸島にあった。
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    中国共産党序列5位の劉雲山・党政治局常務委員=3月3日、北京(EPA=時事)
     また、毛沢東の孫娘の夫・陳東升氏(保険会社の泰康人寿会長)、胡耀邦元党総書記(故人)の三男・胡徳華氏がバージン諸島に会社を保有。南太平洋の島国サモア関係では曽慶紅元国家副主席の実弟・曽慶准氏の会社が見つかった。
     このほか、李鵬元首相の娘・李小琳氏夫妻が関係する会社、賈慶林・前全国政治協商会議(政協)主席の孫娘を取締役とする会社があったことも分かっている。
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    中国共産党序列7位の張高麗・党政治局常務委員(副首相)=3月13日、北京(EPA=時事)
     文書の流出元であるパナマの法律事務所は1989年、香港に進出し、2000年に中国大陸で初の拠点を設立。現在上海、大連、深センなど8カ所に事務所があり、同法律事務所が手掛けるタックスヘイブン会社のうち香港・中国大陸が関係するものが29%を占め、最大の市場となっている。(2016/04/07-17:22)
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    転載元: 一党独裁中国の反日デモを軽蔑のブログ


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