日本板硝子子会社のナノックス㈱の二〇〇二年度の付加価値税と事業所得税の未納分として、六億五千万円もの金を脱税、若しくは延滞しているのではないか、という疑惑である。
ところでである。子会社ナノックスが「フィリピン国税局」から請求を受けたのが二〇〇七年なのであるが、親会社の日本板硝子の方は、翌二〇〇八年の今ごろの時期、「東京国税局」から十一億円の所得隠しを指摘され、五億円にものぼる追徴課税を受けていた。
東京国税局が発見したのは、日本板硝子が税務処理時、在庫を前倒し経費計上し簿外処理していた事実だった。
ところでである。子会社ナノックスが「フィリピン国税局」から請求を受けたのが二〇〇七年なのであるが、親会社の日本板硝子の方は、翌二〇〇八年の今ごろの時期、「東京国税局」から十一億円の所得隠しを指摘され、五億円にものぼる追徴課税を受けていた。
東京国税局が発見したのは、日本板硝子が税務処理時、在庫を前倒し経費計上し簿外処理していた事実だった。