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[転載]沖縄の底質は、なぜ東京や大阪以上に内分泌かく乱物質で汚れている&最強ダイオキシン検出 沖縄市ドラム缶汚染

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沖縄の底質は、なぜ東京や大阪以上に内分泌かく乱物質で汚れている

「化学物質と環境」(クロホン)「平成16年度(2004年度)測定結果一覧」によると、 沖縄那覇港の底質には、物質によっては大阪や東京以上に、高濃度の内分泌かく乱物質が含まれているとのことです。その内分泌かく乱物質は下記等のものです。

PCB、DDT類の o,p'-DDE   o,p'-DDD
クロルデン類trans-クロルデン(trans-Chlordane) cis-Chlordane  
      trans-ノナクロル  cis-ノナクロル
      オキシクロルデン
ヘプタクロル、cis-ヘプタクロルエポキシド、ディルドリン(Dieldrin)

沖縄の海はとても綺麗なところと思っていたのですが、大阪や東京以上に、このような化学物質で汚染されているのはどうしてでしょうか?

平成16年度の調査では那覇港のディルドリンは日本一の汚染

平成16年度(2004年度)測定結果一覧モニタリング調査(底質)ドリン類  ディルドリン  Dieldrin 
単位:pg/g-dry
一位 那覇港         3,700
二位 隅田川河口      1,900
三位 高松港         1,900
四位 大和川河口      1,800    十勝川すずらん大橋   4
    
 ディルドリンについては、
EICネット 環境用語集:「ディルドリン」が参考になります。
  
ドリン類 アルドリン Aldrin  pg/g-dry
日本一 那覇港:390   洞海湾:380 諏訪湖:200 花見川河口:150 隅田川河口:130

埋設農薬調査・掘削等マニュアル(案)に、【別添7】農薬に関する環境管理指針値一覧があります。環境水中濃度指針値は、ディルドリンとアルドリンとの合量で0.0003mg/Lとのようです。

沖縄の底質はp,p'-DDTで汚れている

  大阪港     98,000
  那覇港     97,000
  伊万里湾    51,000
  鳥羽港     44,000
  市原・姉崎海岸 40,000
  淀川河口    26,000
  隅田川河口   11,000
環境省:物質に関する基本的事項p,p’-DDT
 本物質による急性毒性は、頭痛、めまい等で始まり、吐き気、嘔吐、下痢等がみられ、多量摂取時には、振せん、痙攣、意識消失が特徴的である。
 また、発汗、気管内分泌物の増加、体温上昇、呼吸困難が生じ、呼吸麻痺や心室細動で死亡することがある。
東京衛生研究所:DDT(p,p'-DDT)
 DDT の高濃度,長期間暴露と膵臓ガンとの関連を指摘している。
 ニューヨークにおける保存血液を用いて,乳ガンと血清中の有機塩素化合物の関連性を調べた結果,乳ガンと DDE 量との関連性が指摘された。

埋設農薬調査・掘削等マニュアル(案)に【別添7】農薬に関する環境管理指針値一覧があります。環境水中濃度指針値は
代謝物との合量で指針値と評価 0.0125mg/Lとのようです。
平成17年度化学物質環境実態調査結果〈モニタリング調査(POPs及びHCH類)〉
調査担当機関:沖縄県衛生環境研究所  底質調査結果:調査地点:那覇港
例えば      単位:pg/g-dry
PCB類(総量)   260,000
ディルドリン      4,200
p,p'-DDT      1,700,000
cis-クロルデン    44,000
trans-ノナクロル  24,000
MBT            150
 
 
 
最強ダイオキシン検出 沖縄市ドラム缶汚染
 
2014年10月27日
 沖縄市サッカー場で2014年1月に見つかった米軍遺棄とみられる61本のドラム缶付着物から、ダイオキシン類の中で最も毒性が強い「2・3・7・8―TeCDD(四塩化ジベンゾ―パラ―ジオキシン)」の濃度が50%以上を占めるドラム缶が18本に上ることが、26日までに明らかになった。ベトナム戦争で米軍が使用した8種類の枯れ葉剤の中で最も毒性が強く、発がん性が指摘されている「ピンク剤」「グリーン剤」の可能性があり、いずれも「オレンジ剤」の倍の毒性を持つ。
 ダイオキシン研究の第一人者である摂南大学名誉教授の宮田秀明氏が、沖縄・生物多様性市民ネットワークのサッカー場監視評価プロジェクトの一環で沖縄市の調査結果を分析した。県内に残るベトナム戦争の負の遺産を科学的に実証した。
 「四塩化ジベンゾ―パラ―ジオキシン」は除草剤「2・4・5―T」を作る際に意図せずに出た副生物で、「2・4・5―T」によるドラム缶汚染に起因して検出されたとみられる。18本のドラム缶付着物からは全て「2・4・5―T」もしくはその環境分解物が高い濃度で検出されている。「2・4・5―T」はそのまま「ピンク剤」「グリーン剤」となる。
 宮田氏の分析では「オレンジ剤」をはじめとする6種の枯れ葉剤の存在は否定された。沖縄防衛局調査では「(枯れ葉剤の)証拠は見つからない」としている。宮田氏は「ダイオキシンは土壌にあると長期間安定して残るので、汚染が分かった時点で除去対策をしなければいけない」と指摘した。
 日米両政府はこれまで枯れ葉剤の沖縄持ち込みを認めていないが、退役軍人らの証言で貯蔵や散布、投棄が明らかになっている。沖縄市サッカー場では環境基準値の8・4倍のダイオキシンをはじめとする複合汚染の実態が明らかになっている。(石井恭子)

<用語>枯れ葉剤
 1961年から71年に米軍がベトナム戦争で化学兵器として散布した混合除草剤。南ベトナム解放民族戦線の軍事拠点である森林を枯らし、食料供給を破壊する目的で農村にも散布された。識別のためドラム缶に描かれた帯の色で呼ばれ、最も大量にまかれた「オレンジ剤」のほか「ピンク剤」「グリーン剤」「ホワイト剤」「パープル剤」「ブルー剤」(粉、水溶液の2種)などがある。ダイオキシンの毒性が住民に深刻な健康被害をもたらした。

転載元: レジ袋と金鋏をゴミ持って環境と健康を守ります。


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