「地元紙で識るオキナワ」さんより
2013年07月25日
沖縄市ダイオキシン続報 防衛局はあくまでも「あれは除草剤」
仮に枯れ葉剤でなくても、基準値の28倍のダイオキシン汚染土壌があなたの生活域から出てきたら
あなたの街なら大変なことになりませんか?
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琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2013.07.24 沖縄市 ドラム缶発見の土壌からダイオキシン類
2013.06.25 沖縄市ドラム缶発見 周辺の地下水を調査
2013.06.24 ドラム缶問題で直訴 沖縄市長防衛大臣に調査求める
2013.06.21 沖縄市ドラム缶 問題次々に…第三者調査求める声も
2013.06.17 沖縄市 米軍の返還地からドラム缶
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琉球新報7/25社説 ダイオキシン検出 徹底した調査、情報開示を
沖縄タイムス7/25社説 [ダイオキシン検出] 事実究明と情報開示を
【関連する日記アーカイブ】
2013.07.24 米軍基地返還跡地から猛毒ダイオキシン
あなたの街なら大変なことになりませんか?
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(沖縄タイムス7/25、記事原文はこちら)
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(琉球新報7/25、記事原文はこちら)
琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2013.07.24 沖縄市 ドラム缶発見の土壌からダイオキシン類
2013.06.25 沖縄市ドラム缶発見 周辺の地下水を調査
2013.06.24 ドラム缶問題で直訴 沖縄市長防衛大臣に調査求める
2013.06.21 沖縄市ドラム缶 問題次々に…第三者調査求める声も
2013.06.17 沖縄市 米軍の返還地からドラム缶
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(琉球新報7/25)
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(琉球新報7/25)
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(沖縄タイムス7/25)
琉球新報7/25社説 ダイオキシン検出 徹底した調査、情報開示を
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これは由々しき事態だ。沖縄市の米軍基地跡地にあるサッカー場で発見されたドラム缶周辺にたまっていた水から、環境基準値を超えるダイオキシンが検出された。
ドラム缶には、ベトナム戦争時に枯れ葉剤を製造していた米大手企業の社名が記されていることから、沖縄の米軍基地で枯れ葉剤が貯蔵されていた疑惑がさらに濃厚となっていた中でのダイオキシン検出である。
枯れ葉剤に猛毒のダイオキシンが含まれていたことは知られている。しかし、今回土壌調査をした沖縄防衛局は、枯れ葉剤に特有のダイオキシン成分の一部が検出されなかったなどとして、ドラム缶の中身は枯れ葉剤とは断定できないとの見解を示している。
慎重を期すのは理解できるが、これで枯れ葉剤疑惑が晴れたわけではない。仮に枯れ葉剤ではないとしても、環境基準値を超えるダイオキシンが検出されたこと自体が看過できない問題である。
少なくとも除草剤などが入っていて、土壌を汚染したことは疑いようがない。ダイオキシンは分解しにくく、毒性は半永久的という。米軍の管理体制はどうなっているのか。有害物質入りのドラム缶を遺棄したのか。徹底的に調査して真相を解明する必要がある。
日本政府は米政府・米軍に対し化学物質の管理履歴などの記録や文書を要求すべきだ。情報開示の透明性が確保されない限り、県民は到底納得も安心もできない。サッカー場利用者らの健康調査なども視野に入れるべきだろう。
米退役軍人の証言や米陸軍化学物質庁(CMA)作成の報告書などからも、沖縄に枯れ葉剤が貯蔵されていた可能性は極めて高い。
1971年に米国防省がベトナム戦争に関連した化学兵器について作成した文書には、嘉手納基地に「除草剤」が貯蔵されていると明記されていることも分かっている。今回サッカー場から出てきたドラム缶は、その公文書の内容とも付合する。
米国防省は沖縄での枯れ葉剤の貯蔵、使用を否定している。確信があるのなら、日本側の調査に真摯(しんし)に協力し、県民が納得のいくように説明責任を果たすべきだ。
今回の問題で徹底した調査がなされるか、事後処理がどう図られるのかは、今後の米軍基地の返還、跡地利用問題にも重大な影響を及ぼす。そのことも肝に銘じて、国や県は厳正に対処してもらいたい。(琉球新報7/25社説、記事原文はこちら)
沖縄タイムス7/25社説 [ダイオキシン検出] 事実究明と情報開示を
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沖縄市の米軍基地跡地にある市のサッカー場の地中から見つかったドラム缶の付着物から、強い毒性を持つダイオキシン類が検出された。
埋まっていた複数のドラム缶には、ベトナム戦争時に猛毒のダイオキシンを含む枯れ葉剤などを製造していた米化学品メーカー「ダウケミカル」の社名が記されていた。そのことから、内容物が枯れ葉剤ではないか、との懸念が広がっている。
ドラム缶の付着物や周辺土壌を採取し、調査していた沖縄防衛局は24日、枯れ葉剤生成の際に発生する特有の成分は含まれなかったとして、「ダイオキシン類検出をもって現時点で枯れ葉剤とは断定できない」と報告した。
今回の防衛局の報告は、あくまで中間段階である。周辺の土壌や水質調査を徹底することはもちろん。加えて、なぜダイオキシン類が検出されたかを究明しなければならない。ドラム缶が埋まっていた場所が米軍基地だった当時、どういう使われ方をしていたのか、使用履歴を米軍に明らかにさせることが不可欠だ。
サッカー場の地中から見つかったドラム缶は合計26本、このうち複数に米化学品メーカーの社名が記されていた。
ダイオキシンは、発がん性や催奇形性が指摘される強い毒性を持った物質。自然分解されにくく、土壌に長く残り、人体内に蓄積されるという。
枯れ葉剤でないことが完全に証明されないままでは、人体や環境への影響など地元自治体や周辺住民の不安は払拭(ふっしょく)されない。国はそのことを十分認識すべきだ。
■ ■
基地跡地の汚染問題は枚挙にいとまがない。そのたびに、地元自治体は跡利用計画の遅滞を余儀なくされた。
1995年に返還された恩納村の恩納通信所で汚水処理槽からポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質が検出された。2003年に返還された北谷町のキャンプ桑江北側地区では、油分に汚染された土壌や環境基準を大幅に上回る鉛、ヒ素、六価クロムなどが検出された。
日米地位協定では、米軍に原状回復や補償の義務はない。昨年4月に制定された駐留軍用地跡地利用推進特別措置法(跡地法)も、日本の負担で処理することがうたわれている。しかし、米軍の管理のずさんさのツケを市民に回すようなことが繰り返されてはならない。
米軍に土地使用履歴の提出を義務づけるなど返還前の事前調査を徹底させることが必要だ。
■ ■
枯れ葉剤疑惑が生じるのは、基地内に何があるのか、知ることができないからだ。
猛毒のダイオキシンを含んだ枯れ葉剤がベトナム戦争で大量に使用され、多くの悲劇を生んだ事実は、いまだ世界に影を落としている。
復帰前の沖縄に大量に貯蔵されていたのではないか、という疑惑も解消されていない。米政府は沖縄における枯れ葉剤の存在を否定し続けているが、退役米軍人らによる証言もある。
事実の徹底究明と情報開示がなければ、県民の疑念と不安が解消されることはない。(沖縄タイムス7/25社説、記事原文はこちら)
【関連する日記アーカイブ】
2013.07.24 米軍基地返還跡地から猛毒ダイオキシン
※アホな防衛局は真実を語りません。だから、こうして新聞で語ります。沖縄は今も、ベトナム戦争の負の遺産を引きずっています。どうか、このことを本土の皆さんに知って欲しい。沖縄の立場を・・・・。