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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇ ◆「親中」比大統領誕生で南シナ海オセロゲーム大混乱2016年5月28日金子秀敏 / 毎日新聞客員編集委員 2016年5月10日付の毎日新聞東京朝刊 日本の安倍晋三首相にも痛いだろう。自衛隊の偵察機をスプラトリー(南沙)諸島に面したフィリピン・パラワン島に派遣して、米比両軍と合同演習を始めたが出ばなをくじかれた。 陰に陽にドゥテルテ氏にエールを送ってきた中国は、真っ先に駐フィリピン大使が習近平国家主席の論文集を持参して「両国は隣国で親戚同士」とお祝いに参上した。日本、イスラエルの大使も駆けつけたが、米国大使との面会は「まだ調整中」。さっそくすきま風が吹き出した。 米国が警戒する"中国系大統領"の反米思想ドゥテルテ氏は母方の祖父が中国人で、本人も中国系アイデンティティーが明確だ。「中国人は古くからフィリピンの社会に根を張ってきた。私はフィリピン国籍だが、中国の血筋を誇りに思う」と語っている。 アキノ大統領の家柄も中国系で、フィリピンには中国系政治家は珍しくないが、米国が警戒するのは「米軍がフィリピンにいることに反対。中国が南シナ海の埋め立てをやめれば米軍をフィリピンから追い出す」と公言する反米思想だ。 かつて米軍はフィリピンにスービック海軍基地、クラーク空軍基地を持っていたが、フィリピンの反米民族主義で撤退した。ところが、中国軍の南シナ海進出で米国はどうしても今、フィリピンに基地が必要だ。 フィリピン憲法は外国軍基地の設置を禁じているので、米国は「フィリピン軍の港と飛行場に米軍が一時的に立ち寄る権利」をやっと獲得した-─やれやれと喜んだのもつかの間、昨年11月に突然出馬表明したドゥテルテ氏が「とんでも暴言」であれよあれよという間に人気を集め政権を握った。 フィリピン大統領選の候補者集会で声援を送る支持者ら=2016年5月7日、平野光芳撮影 「フィリピンのトランプ」は本家よりしたたか ドゥテルテ氏は南シナ海紛争について「中国と直接話し合いたい」「祖父が中国人だから中国と戦争はしない」と米国の介入を嫌っている。「中国の埋め立てた人工島に水上バイクで乗り込み、フィリピン国旗を立てる」という「過激発言」をしたため、一部に中国にケンカを売ると誤解された。全くの誤解だ。「水上バイク」と言ったのは「米軍艦は介入させない」という意味だ。米大統領選の共和党候補として、党大会で指名されることがほぼ確定したドナルド・トランプ氏=2016年2月、西田進一郎撮影 過激な発言で「フィリピンのトランプ」の異名をとるドゥテルテ氏だが、市長のキャリアは長く、政治に素人のトランプ氏より駆け引きはずっとうわてだ。1988年、43歳でダバオの市長選挙に初当選して以来、7期つとめた。しかも4選禁止規定のかかる4期目になると娘などを身代わりに市長にかつぎ、その間自分は副市長などのポストについて実質的に市長の権力を握り続けた。 老獪(ろうかい)な政治家だ。米中角逐の南シナ海で、これまで反中の先頭に立ってきたフィリピンに親中反米の次期大統領。南シナ海オセロゲームの大逆転が見えてきた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆ 国民が知らない反日の実態 ●『朝鮮系組織』本 ●朝鮮総連の正体 ●韓国民団の正体 ●③ 朝鮮学校・朝鮮大学 ●④ 朝鮮と朝鮮人に公式謝罪を百人委員会 ●⑤ 韓国・朝鮮人元BC級戦犯者・同進会 ●⑥ 強制連行企業責任追及裁判全国ネットワーク ●⑦ 朝鮮入強制連行真相調査団 ●朝鮮人強制連行の嘘 ●⑧ 神奈川県朝鮮人強制連行真相調査団 ●⑨ 在日朝鮮人・人権セミナー ●⑩ 在日の慰安婦裁判を支える会 ●従軍慰安婦の正体 ●⑪ 戦後処理の立法を求める法律家・有識者の会 ●⑫「慰安婦」問題の立法を求める会 従軍慰安婦の嘘 ●⑬ 在日コリアン連合戦争と女牲への暴力日本ネットワーク ●⑭ VAWW-NETJapan ●⑮ 日朝文化交流協会 ⑯ 日韓会談文書・全面公開を求める会 ●⑰ 日韓トンネル研究会 ●過去にサイトで文鮮明が提唱と書かれていたことがある ●⑱ Voluntary Agency Network of Korea(VANK) ●日本海を「東海」と表記させようとするなどの反日活動および偽史運動を展開するサイバーテロ組織 ● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ |
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[転載]◆「親中」比大統領誕生で南シナ海オセロゲーム大混乱
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