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Channel: 在日の違法行為を咎めるのブログ
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[転載]しかし…黙れない

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【写真;見上げるばかりの汚物の山。覆土がわりの破れシートはこのクニのミライを暗示する。ゴミ山山頂の不気味な建屋は何をもくろんだ残骸なのか…豊島や県境でも、竹の内でも、栗東でも、強欲どもが夢の跡に立つと、悪夢におどったスジ者と宦たちへの哀れみといかり、同じトキを生きるヒトとしての悲しみにイキがつまる】




滋賀県が栗東市民に示すRD処分場の浄化策は‘よりよい原位置浄化策’。

対して上水道の7割を地下水に頼るという市民が求めるそれは‘有害物の除去による恒久対策’。

有害物の‘まじった廃棄物’の除去では…全量撤去になりかねず、経済的・合理的な支障除去とは

 言えなくなり、その費用400億円のねん出は県単独では耐えられないと滋賀県。

滋賀県が言うのは、写真の、山をなす・放置久しい廃棄物全量が有害物‘相当’だということだし

 その全量撤去は経済的で合理的な汚染浄化策ではなく(断じて)採用できない、期限延長の特措法に

 頼るほかないと言うことなのだ。


竹の内でも、一時、盛んに暫定対策・恒久対策が論議された。

処分場係りを買って出た元県議あたりが大向こうの受けを狙って言い始めたオンビンな‘恒久的安

定化対策’なるあやふや施策で‘原位置放置・自然浄化策’の金欠浄化大実験が強行され、いつの

間にか恒久対策にとってかわって評価の段階に入ったという。

私たちにすれば、これまで行われてきた‘試行錯誤策’は全て暫定対策として受け入れたもので…

 究極は竹の内処分場の‘完全無害化’なのである。

 もしかしたら…の浄化大実験だから、失敗しての汚染再発もあって当然…安心してここに住んでて

 いいンですかなのである。


これまでの両県の言い分が許されるなら、危うい産廃場が誕生し、汚物を肥やしに成長し、量と質

 と範囲を無視し逸脱して脱法・脱税し放題、やがて放擲されて汚染噴出。

 住民の告発を受け、行政代執行で後始末となったが…この一連の汚物処理コースは、クニから委任

 された廃掃法の経済的・合理的に一貫した運用の結果だということになってしまう。

ここまで竹の内やRD産廃場をうっちゃってきたのは委任された廃掃法の…経済的で合理的な運用の

 ‘スキーム’だったと言っていることになる。

現に宮城県が行っているのは、法の施行に失敗して巨大汚染産廃を生み育てた県職らが、ロクに反

省もせず開き直って、住民騒ぎすぎだとうそぶきつつ、恩に着せて支障除去策の、行政代執行のと

強行して牙をむくのだ。

 全国各地の私たちは、廃掃法によって、スジ者と宦たちの餌食になり、故郷の空を奪われ水を汚さ

 れ、登熟の時を妨げられ、あまつさえ地域エゴの不満分子のと揶揄される。

このありさまだから、私たちのせめてもの願い‘再発防止’さえ担保されない。


クニのなってなさのせいの住民紛争と片付けては問題の正鵠をはずすことになるかも知れない。

 委任事務の運用にあたる地方官が舞い上がって足元を見ない。

 マチの吏員さえ同じである。 ‘小宦’が、偉ぶって教えを垂れ‘黙って聞きなさい’などと口走

 って住民をイラつかせる。
 
 地方公共団体は運用の最初でつまずき破たんしていて…はたんの補修にまたボロハタンを強行する。

 現場の官たちは心神喪失するか、いっそう舞い上がって…やることなすことホシン一色。

 有効な責任ある対処など、ウエしか見ないウエとのはざまで発明しようもない。


 委任事務の大不祥事の頻発なのだから、もう委任者が出てきてその欠陥を精査し、頭を下げて環境

 復元に当たる時なのだ。


 全量撤去‘ダンゼン忌避’は国の方針ではないが…特措法の実施を委任されたアマ下る産廃振興財

 団に、首を縦に振らせない。
 
 特措法の期限延長も廃掃法の改正による救済も望むべきもない。
 
 これがクニの廃棄物行政の基本なら…全国の処分場周辺住民は眠れない。


 『カ・加害者の県が、ヒ・被害者の住民に…偉そうな口をきくな!』

 どこでも同じなのだ。

 この栗東中央公民館大ホールで発せられた悲鳴は、全国の産廃場告発運動にかかわる者たちに共通

 した廃棄ブツ無策大国ニッポン、欲望帝国、役人倒国ニッポンへのいらだちの声だ。

転載元: 産廃のアト不始末に見るこのクニのかたち


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